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芦屋市自治会連合会 令和元年度第3回理事会議事録概要
- 日時
- 令和 2 年 1 月 28 日(火) 10 時 00 分 ~ 12 時 20 分
- 場所
- 自治会連合会 業平事務所 理事会室
- 出席者
- 役員:助野、高橋、香川、廣瀬、秋山、竹内 6 名
- 理事:樋口、小坂、平井、段谷、伊丹、吉野、大永、 鈴木 8 名
- 事務局(市民参画課):浅野、三浦 2 名
- ※理事会終了後、伊藤市長、佐藤副市長、川原企画部長と新年ランチ懇談
議事と決定事項
◆議案◆
1) JR 駅南分科会の報告: 高橋副会長・ JR 駅南再開発分科会リーダー
高橋:地権者と行政の交渉は難航しており、管理処分計画は 1 年延長されようとしている。開発費当初見積 130 億円は、1 月 27 日の建設常任委員会で工事費、用地・補償費アップにより 188 億円に増額変更が示された。2 月 1 日に開かれるまちづくり協議会再開で正常化に向けて意見交換が 行われる予定である。
助野:地権者(直接利害関係者)、再開発見直しを求める市民団体とは自治連は別に、駅利用者、市民負担になる投資額の適正化等の視点で行政に意見具申をするので、関心を持ち理解を求める。
2)次年度課題の検討について:助野会長報告
<平成 30 年度、令和元年度の実績>
1.HP 刷新 透明性、公開、参加型プラットフォームに改変した。 今年度まち懇は市長答弁を主に、市議参加、動画公開と新しい試みを行ったが、事前質問に対する行政回答に改善は認められず課題は積み残したままとなった。
樋口:まち懇質問の高座貯水池の件は市の現地視察のみで終わっている。自治連でフォローしてもらいたい。
助野:自治連がフォロー要請に応えられる体制は残念ながら無い。当該事案関係各位が自治連を活用して行政に確認をとる方法を共に考ることはできる。
樋口:HP に寄せられた自治会に対する声は自治会長に伝えているか。
助野:新しい転入者から資源ゴミの出し方について、HP に書き込みがあり、速やかに当該自治会長に連絡した。問合せいただいた方から、速やかな連絡にお礼メールが届いている。
2.自治連推薦の附属機関等委員は公募制に改め、原則兼任禁止とし一人でも多く行政に関わり関心を持っていただけるようにした。
樋口:委員を公募するのは、一般公募と同じではないか。
助野:自治連推薦委員依頼を受け、自治会会員内で意欲、関心を含め適任者を求め、兼任を避けることで多くの方に行政とかかわっていただけるようにしたい。ご理解をお願いする。
3.震災で半額に減額された市補助金を自治連年会費増額で補填、市補助金回復が認められない中、 近隣市(西宮、尼崎)が会員でない県連から脱会することで、自治連年会費を 8 千円から 3 千円に減額した。
4.市民の負担、生活に多大な影響を及ぼす全市的な課題は、自治連分科会を設け意見をまとめて行政に届けるようにした。その第一号として JR 芦屋駅南再開発分科会が活動している。
5.全会員参加による公正な民主的運営方針を示し、それに添って規約改正をおこなった。
6.その他 美化推進特会の補助金支給を原則 6 ヵ月申請振込支給に改めた。 なお、無用な振込手数料負担を削減策として、特会会計を行政側に戻す検討をお願いしている。 また、まちの美化推進補助金支給を自治連会員限定するのは、全市民公正の視点から問題なしとは言えない。 現状の特典は自治連一括登録で確保しながら、公正性確保を担保する方法を検討する必要がある。 また、記念事業特会は自治会事業特会に改変し、自治連、自治会活性化に柔軟に活用できるように改めた。
大永:ブロックの結束を損なう危惧があるので、慎重に検討するように要望する。
助野:ブロック結束、支援策について、美化推進だけでなく自治会育成特会のあり方を含め各位の参画をお願いする。
<令和 2 年度課題>
1.市長メッセージ「市民が主役のまちづくり」を受け、市民と行政が協働して芦屋のまちづくりを進めるべく自治連は民意を行政に届ける役割を担う。 一方、行政を市民に代わりチェックする市議会と自治連の対話は重要である。 行政とのまちづくり懇談会のあり方を改善に努める一方、市議会との対話の場も必要ではないかと思われる。 一つの方法として、市議会が実施している議会懇談会と自治連の組織コラボレーションが考えられる。
秋山:市議は自治会活動に関心があるとは思えないから、自治会、自治連が懇談する必要はない。
竹内:市議会に頭を下げて懇談を申し入れる必要はない。
助野:市議と自治連の対話は不要ながら、市民に代わり行政チェックを付託している市議会と自治連との組織対組織の対話は有用ではないかと思うので、他の方法も含め討議したい。 ブロックに持ち帰り意見を出していただき、次回理事会で討議したい。
2.次世代に自治会、自治連活動に関心を持っていただくことなしに、明日に続くまちづくりは望めない。 幼保改革に見るように、実生活に影響がある政策変更には大きな反応があるが、決定後の説明会では意見ほ無視される。 普段から若い世代も含め市民が行政に関心を持つことが求められる。 スマホ活用子育て世代層を呼び込み、自治連青年部構想準備会チーム結成に理解と協力をお願いし適任者推薦をお願いする。
3.次期会長選出について、立候補者はマニュフェスト(自治連の現状と課題/運営方針/展開策等)を添え、3 月末を目途に事務局まで立候補を申し出ていただきたい。 次期会長は次期理事会で選出する。
4.その他理事会にはブロック代表は代理出席を含め全ブロックから出席してほしい。
5.次期総会後、市政 80 周年記念懇親会開催し、全自治会長と市長、行政幹部職員等との交流を検討したい。
(理事会終了後、約 30 分、市長、副市長、企画部長と懇談した。)