いわぞの自治会だより 第27号

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自治会だより27号

いわぞの自治会だより 第27 号

岩園町自治会 2021 年1 月発行

新年のご挨拶 自治会長 髙田健二

あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましてはコロナ禍でのお正月をステイホームで過ごされたことと存じます。特にお子さんやお孫さんたちの帰省がかなわずちょっと寂しい静かなお正月だったでしょうか。

新型コロナ感染者増加傾向が、昨年10 月には1 万人、11 月には4 万人、12 月には1 ヶ月間で8 万6777 人増加し、感染拡大傾向が強まる様相とNHKが伝えました。新年を迎え感染拡大傾向が急速に早まり、8 日に首都圏4 都県の緊急事態宣言が発出されました。また13 日には兵庫、大阪、京都をはじめ福岡や愛知、岐阜、栃木にも発出されました。

ここ芦屋も大都市・大阪と神戸のほぼ中間点であり京阪神に通勤されている方が多くおられま
す。それだけに私たち自身が感染せぬよう、個々のの意識・注意が必要です。緊急事態期間は2 月7 日までとなっていますが、私たちが今まで粛々と実施してきたであろう色々な対応策をこれからも推進していくことが求められています。

残念ながら昨年は岩園町自治会でも多くの活動(花見会・総会・後期ラジオ体操・班長交流会・地域防災訓練・バス旅行・いわぞの喫茶など)が実施出来ませんでした。今回の緊急事態宣言発出を受け、今後の活動への影響が懸念されます。町内の方々と一緒に動き出したい、触れ合いたいのが本音ですが、「今は我慢の時」 だと考えます。

昨年夏には役員会をリモート会議に挑戦するなど苦しい環境下での新しい取り組みに挑戦しました。また一時休会していた弥生会の活動も皆さん方の「顔を合わせたい、体を動かしたい」思いがつのり、三密回避を工夫し再開されました。自主防災会・自主防犯会の皆さんは、町内の安全・安心のための見守り活動「町内パトロール」を継続して実施いただいています。しかし福祉委員会の活動である「いわぞの喫茶」のように屋内での活動は三密回避の観点からなかなか再開に至っていませんが、新しい形の「集い」を検討しています。

コロナ禍での自治会活動のあり方を模索しております、ご意見頂戴できれば幸いです。一日も早い社会の回復と、皆さま方におかれましては心身ともにご自愛頂き、健やかに今をお過ごし頂きますようお願い申し上げます。頑張りましょう!!

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写真でつづる10 月以降の活動報告 事務局 納谷 周吾こんな環境下、三密にはならない外での活動は、できる限り中止しない方法を探り、以下の行事を開催しました。開催にご協力いただいた皆さまはもちろんですが、マスク着用を守りそれぞれの行事に参加いただいた子供さんや町内の皆さまに心より感謝いたします。みんな元気に参加しました!

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10/18 仲池公園清掃や11/29 甲南公園清掃には子供を含め30 名を超える皆さんが参加。それぞれ予定時間を短縮して終了しました。落ち葉でいっぱいだった園内や側溝もきれいになりました。

11 月中旬からバス通りの清掃が始まりました。作業車は歩道清掃ができずご近所の皆さんが落ち葉を車道へ掃き出す作業を。高齢者にはきつい!

11/15 地域防災訓練が中止になり、自主防災会メンバーによる岩ヶ平防災倉庫の器具類点検とテント張りなど各器具の使用手順習熟訓練を実施しました。知っていることとできることの違いを確認!せっかく災害時に役立つ器具類が用意されていても、イザというときに使えないのでは「宝の持ち腐れ」ですからね・・・。

岩園バス停前と北側の横断歩道前二か所の街路樹が、自主防災会の要請で伐採されました。見通しが改善され安全確保に。

★自主防犯会による町内パトロールはコロナ禍中も休まず実施中です!

毎週第3 木曜日、午後6 時から岩園公園、岩ヶ平公園、岩園天神をスタート。
拍子木を鳴らし、街路灯チェックや町内の危険個所の発見、行政への改善要請

★参加者募集中!! を推進しています。 頑張るぞ!☝

10/18 仲池公園清掃

11/29 甲南公園清掃

11/29 甲南公園清掃

弥生会:写真は快晴の空の下で弁当に舌鼓のスナップ。

・グラウンドゴルフは3 月から5 月まで休会。8 月は炎暑で休会しましたが6 月から再開し和気あいあいと元気に頑張っています。

・いわぞの喫茶は会場が使用できず休会が続いています。感染者は全国的に介護施設でのクラスター発生が多く、やむをえません。

・健康体操会はしばし休会の後、今は熱心な再開希望があり活動中。

・コロナを正しく理解し、家中にても体を動かす姿勢を推進しています。

冬の星空観察会:12/19 夕方5 時から岩ヶ平公園で開催しました。

凄い冷え込み、大変冷たい観察会でしたが、80 名を超える大勢の方がマスク着用して参加、熱気に包まれました。反射望遠鏡2 台での月の観察はクレーターがハッキリ見え、みんなびっくり。もう2 台の望遠鏡では木星、土星の大接近やスバル、火星も観察しました。また観察中に宇宙船が真上を飛行。これには参加者みんなから大歓声でした。子供も大人も寒さを吹き飛ばし熱心に観察しました \(^o^)/

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※掲載写真は岩園町ではありません

?皆さん・・・唐突ですが・・・「となりぐみ」の歌を知っていますか?

◆作詞:岡本一平 作曲:飯田信夫

とんとん とんからりと 隣組 とんとん とんからりと 隣組 とんとん とんからりと 隣組
格子を開ければ 顔馴染み あれこれ面倒 味噌醤油 地震や雷 火事泥棒
廻して頂戴 回覧板 御飯の炊き方 垣根越し 互いに役立つ 用心棒
知らせられたり 知らせたり 教えられたり 教えたり 助けられたり 助けたり

◆恐らく70 歳前後の皆さんはよくご存知かと思います。戦時中の昭和15 年、NHK 国民歌謡で放送されました。作詞の岡本一平は岡本太郎の父。明るくリズム感のある歌であることから、戦後も親しまれましたので 皆さんには馴染みのある歌でしょう。私もよく歌いました。さて、皆さん、この歌詞に注目してください。何か懐かしい気持ちになりませんか?

◆1995 年1 月17 日 午前5 時46 分。M7.3、震度7の地震がこの街を襲いました。今年、あの阪神・淡路大震災から26 年を迎えました。コロナ禍のもと、いろいろな行事も中止や縮小等となりましたが皆さんそれぞれの思いで26 回目の記念日を迎えられたことと思います。

昨今の自然災害発生状況はご承知の通り巨大化の傾向があります。幸いここ岩園町は津波、洪水といった災害への危惧は小さいものの、場所によっては土砂災害への懸念はあります。そして昨今、行政は災害時の私たち市民の心構えとして「自助・共助・公助」を前面にだし、最近では「自宅避難」を啓蒙し始めました。市職員の芦屋市在住率が20%程度であり、災害時にはその職員も被害者になることから、その趣旨(公助は遅れる/頼れない)は容易に理解できますね。

◆「となりぐみ」の歌詞をもう一度お読みください。時代こそ大きく変化しましたが、歌詞にある「精神」は今でも…イエ、味噌・醤油のやり取りはないまでも、今こそみんなで共有すべきではないでしょうか。 自治会の再発足は東北大震災直後に、先輩たちが声を合わせ「阪神・淡路大震災を思い出そう」ということから始まりました。災害はいつ襲ってくるかわからない! 断水、停電、ガスが来ない・・・岩園小学校へ水を求めに行った、小学校で自衛隊のお風呂に入った、お隣に助けてもらった・・・思い出しますね。給水車の来る情報をお隣から聞い
て助かったという方もいました。本当にお隣さんの存在がありがたかった・・・ですよね! でも今の私たちの環境はどうでしょうか。 行きかう方と挨拶がありますか。 お隣さんとの会話がありますか?もっと言えば・・・お隣さんの姿を見ますか?

◆行政は「救援・支援体制の確立」「防災訓練・避難訓練の仕組みの構築」「災害時に支援を求める方への支援の仕組み構築」「市民による避難所開設や運営の仕組づくり」を唱え、各自治会などへの啓蒙をしています。勿論正しい方向ですが、その前に自治会が求めていることは「となりぐみ」の歌詞のことです。再発足以来ずっと訴え続けているのは「お隣の顔が見え、声が聞こえるまちにしよう!」です。仕組みとか体制とかではなく平素からまちに住む方々の交流を何とかしよう!です。

コロナ禍の今、もう一度このまちを見てみましょう!

自治会に入ったら何か得がありますか?よくそんな質問を受けます。何もありません、損得ではないですよ、と返事をしますが、街への転入者の自治会加入は決して良くありません。以下に現状をお示しします。思い出しますか? 1.17 を。 あの時の岩園町を。

事務局:納谷

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◆自治会の構成と運営図部会
※自治会運営は自治会役員会議(自治会役員7 名+各会代表+運営委員で構成)で討議・決定する。

※自治会役員会議を含め各団体はほぼ毎月定例会議を開催。各団体の課題・情報の共有化に努めている。

◆自治会運営資源は「再生資源収集活動」による資金にてまかない、現在は会費徴収をしていない。

懸案事項:

・各会の役員が高齢化しており、上記活動項目を維持するのがやっと?

皆さんの積極的参加こそ→次世代へのバトンタッチをスムーズに推進することが可能にみんなで始めよう、まちづくりまずは、挨拶を交わす、声を交わすことから始めましょう!!

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新型コロナ感染と戦いましょう!

岩園町全世帯数 1457 世帯
自治会加入世帯数 674 世帯
加入比率 46.3 %
町の総人口 3497 人
60 歳以上人数 1079 人
60 歳以上比率 31 %
旧甲南会地区 493 世帯
新規地区 181世帯
発行責任者 自治会事務局長:納谷周吾

◆岩園町自治会の現状

大型マンション・賃貸マンション・多くのアパートなどは非加入
グランドメゾン芦屋岩園、フォルム芦屋岩園、芦屋ロイヤルハイツ
岩園ダイヤハイツ、岩園グランドハイツ、ダイケンコート、ハイツ
栄光、岩園サニーハイツ、グランジュール芦屋、ノエシャテル岩園
※ただし、個人的に加入している方がいる。
※データは2020.12/1 市の統計より

自治会役員会議

自主防災・防犯会 弥生会(老人会) 福祉委員会

岩園町自治会

福祉委員会の役割

・民生児童委員3 名・福祉推進委員6 名
・高齢者、障がい者、介護・子育てなどの相談・支援など地域福祉活動
・いわぞの喫茶の企画・運営
・小学生登下校時見守り活動 など

弥生会

・町内の60 歳以上の方が加入
・グラウンドゴルフ、健康体操、絵画教室などを企画運営
・会員相互の交流・見守り活動推進
・老人会連合会運動会などへの参加

自主防災・防犯会

・5 班編成にて町内パトロール(毎月第3 木曜日に実施)
・地域防災訓練の企画・運営
・防災倉庫器具類の使用習熟訓練
・市・県総合防災訓練などへの参加
・市防災防犯連絡協議会運営参加

自治会活動

美化清掃活動(公園、歩道)お花見会、夏休みラジオ体操、夏・冬星空観察会、バス旅行、班長交流会、自治会だより発行、行政への要望・調整・協力などその他他町との交流 など加入者少ない!

緊急事態宣言が発出されました。感染者数が日々増加し続けています。コロナを正しく理解し、正しく恐れましょう。

三密を避ける。マスクをする。手洗い、うがいをする。そしてよく寝る。